会社をたたむということ

商売をしていた母親が、「会社は自分の子どもと同じなので、畳むときは悲しいものよ」と言ったことがあります。幸い、何とかやっていけているのですが、いざ、自分の事務所を畳んでしまう時は、悲しくなるのだろうと思います。

この仕事をして、何件か、法人破産の仕事を任せて頂いたのですが、代表者は、矢折れ・弓尽きるまで頑張って、泣く泣く倒産の決断をされます。そのため、費用(結構かかります)を捻出できなかったり、従業員の給与が払えなくなったり、自身の生活がままならなくなるといった事態が発生します。

(事前に相談をしてもらえていたら、資金繰りをしたり、見通しを伝えて代表者の負担を軽くしたりすることができるので、)そんなときは、「もっと前に相談をしてもらえれば・・・・」と思います。